昨日うれしかった事
昨晩、うれしい出来事がありました。
F1オーストリアグランプリにてホンダエンジンを載せたレッドブルが今季初優勝!ホンダとしては13年ぶりの優勝ということで、家族が寝静まった後、一人で静かに喜びをかみしめておりました。
2015年からホンダがF1に復帰して以降、しばらくぶりにF1を見るようになりましたが、一昨年までの戦いは惨憺たるもので、遅いし壊れるしでエンジン供給していたチームのマクラーレンからはさんざん非難された挙句、契約解除という憂き目に。
そして、2018年からはトロロッソという小さなチームとなんとか契約を交わして新たなスタートを切りました。ホンダとしては悔しい思いで新たなスタートを切ることになりましたが、そこからのたゆまぬ努力のおかげでエンジンの信頼性は格段にあがり、ようやく戦えるエンジンを作れるように。そして今年、ビッグチームのレッドブルとの契約を勝ち取り、大きなプレッシャーの中、ようやく今年初めて優勝をあげることができました。
たぶん、これまでF1をみてきてここまで嬉しい勝利は無かったと思います。
F1に復帰してからの3年間、まったく結果が残せず、屈辱的な時期を過ごしてきたホンダ。大きな企業としては、企業イメージや収益の面などもあったでしょうから、当然プロジェクトの打ち切りということも考えられたと思います。しかし、それでも歯を食いしばって(かどうかはわかりませんが)、努力を続けてきて結果を出したというプロセスから、合理性よりもモノづくりのプライドを優先させた企業の姿を見たように感じ、なんとか勝ってもらいたい、勝たせてあげたいという気持ちが沸々と湧きおこってきたのです。
ただ、まだ戦いは終わっていません。ホンダの担当者も、ようやく一歩が踏み出せたと言った通り、これから勝利を重ねていくことが今回の勝利を本物にすることにつながり、新たな歴史の始まりの1ページにすることができるのだと思います。
関係者の皆さん、これからも頑張ってください!僕は応援し続けます。
そして、今朝、家族にもその感動を共有してもらいたいと思い、ハイライト動画を見てもらいました。結果、予想を超える無関心レベル。へ~、で終わり。ま、そうなりますよね。
これからも家で一人、僕だけの楽しみにしようと心に決めました。